タイに来て３日目の出来事。
それまでは妻の実家で過ごしてたが、近場のヴィラのあるリゾートで妻と息子で２泊する事にしました。
宿泊エリアは田んぼに囲まれ民家が一件も見当たらない大自然の中のプール付きヴィラ。
民家があれば番犬（放し飼い）が居るが、そんな事も無さそうなのでランニングに出る事にした。
見渡す限り自然、ひたすら真っ直ぐ続く不整地を４キロほど走るとキリの良い所に橋があり、そこから記念撮影。
帰路（写真右側）へ向かい始めたその時…、遠くから犬の吠える声。
犬は見えないが危険を察知して小走りで帰路へ向かう。
少しすると犬２匹が吠えながら全速力でフックへ猛追して来るではないか。
まだ２００メートル程は離れてる。
フックは全速力逃げる。
俺はサブスリーランナーだ！（✳︎サブスリーとはフルマラソンを３時間以内で完走する事で、完走者の上位４％）
走り込んだ脚力を活かす時が来た。
しかし犬の全速力はハンパなく早い。
距離が縮まってくる。
１５０〜２００メートル程走り、噛みつかれるのも時間の問題。
逃げ場所を探しながら走る、１００メートルほど先に木があるので登れば良いがそこまでは辿り着けそうにない。 選択肢は２つ、左手の川に飛び込む。または右手の田んぼに飛び込む、、。
そんな緊迫した中、夢中で逃げるが、しつこく追いかけて来る。
差は縮まる。
右側の田んぼへ飛び込む事を決意！！
その時、、、犬は追いかけるのを諦めて足が止まった。
恐怖の無酸素運動は終了した。
フックは無事にヴィラへ戻り、タイで犬に噛まれた…を検索してみると『年間少なくとも１００万人が犬に噛まれてる。』『毎年狂犬病で亡くなってる』…。
タイに来るたび（３回連続）に犬に吠えられ威嚇されるが、今回はガチでヤバかった。
『ヤバい』とはこういう事を言うんだ皆の衆。
一息ついてランニングアプリを開けるとお褒めの言葉。
のんきだなSTRAVA！！
４９歳にして、タイの大自然のど真ん中で犬に追われ全力疾走というヤバい経験をしたフックは今後の身の安全のためにもタイでのランニングを卒業しようと決心した。
学び：タイの犬は本気で襲って来るのでマジでヤバい。
サブスリーウクレレ奏者 フック
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